前突キのお話 (続き)
前突キ(マエツキ)のお話の続きです。(文字はこれみたいです。あまり字で書くことは職人さんはしないとか。。。)
いろいろ教えていただきありがとうございます。
れのさま
コメントありがとうございます。
この前突キ、、、厚さは生地2枚になります。
すなわち表地を通常より余分に裁断して余分の生地の端を裏側に持っていって、裏側の生地の端(裏側の生地は表地を余分に切った分だけ短くする。)と突き合わせて縫っております。
また上から下までからげ縫いをしております。全て手縫いです。端をうまくやるのが難しいそうです。
それから襟の終わるところでうまくひっくり返して縫うみたいです。ちなみに洋服を全てこの縫い方で作ることはできないそうです。
それは縫い代がこの縫い方だととれないからだとか。知っていればできる技術だそうですが、知っている方は少ないみたいです。
50年前までは普通にあった技術だとか。。。。
当時は重い生地が多かったので、軽く見せるためにやっていたみたいですね。
ただこの技法ができる生地は限られておりまして、細い糸が密になっている生地じゃないと具合が悪いそうです。メルトンとか。。。。(ハリソンズエジンバラのリアブラウンとか。。。)
さもないと全部手で突き合わせて縫っているのでほつれちゃうみたいです。
技法的には、スーツの襟の裏のカラークロスが前突キに適している生地みたいです。
(注 カラークロスは襟の裏に一枚で縫いつけてある布。なぜ1枚で縫えるかというとほつれづらい生地だから。)
ただし、カラークロスのような薄い生地で前突キをやっても意味はないですよね。もともと薄いですから。
それから日本の独自技術かどうかはわからないそうです。
いやー勉強になりました。
いろいろ教えていただきありがとうございます。
れのさま
コメントありがとうございます。
この前突キ、、、厚さは生地2枚になります。
すなわち表地を通常より余分に裁断して余分の生地の端を裏側に持っていって、裏側の生地の端(裏側の生地は表地を余分に切った分だけ短くする。)と突き合わせて縫っております。
また上から下までからげ縫いをしております。全て手縫いです。端をうまくやるのが難しいそうです。
それから襟の終わるところでうまくひっくり返して縫うみたいです。ちなみに洋服を全てこの縫い方で作ることはできないそうです。
それは縫い代がこの縫い方だととれないからだとか。知っていればできる技術だそうですが、知っている方は少ないみたいです。
50年前までは普通にあった技術だとか。。。。
当時は重い生地が多かったので、軽く見せるためにやっていたみたいですね。
ただこの技法ができる生地は限られておりまして、細い糸が密になっている生地じゃないと具合が悪いそうです。メルトンとか。。。。(ハリソンズエジンバラのリアブラウンとか。。。)
さもないと全部手で突き合わせて縫っているのでほつれちゃうみたいです。
技法的には、スーツの襟の裏のカラークロスが前突キに適している生地みたいです。
(注 カラークロスは襟の裏に一枚で縫いつけてある布。なぜ1枚で縫えるかというとほつれづらい生地だから。)
ただし、カラークロスのような薄い生地で前突キをやっても意味はないですよね。もともと薄いですから。
それから日本の独自技術かどうかはわからないそうです。
いやー勉強になりました。