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(よくわかっていない話2)

続き

だから最近のいわゆる若手テーラーのアメリカとかイギリスとかイタリアとかも
よくわからない。日本でみんな修行してますよね。
いってもイギリスに1年とか2年とか。。。明らかに日本での修業期間が長い。

だから1930年代調のライン、釣り鐘、やアメリカのⅠ型のラインやディティールは
日本式の仕立てで作ってると思うんです。
あるテーラーはうちは格国どれでもできますとかおっしゃる。でも多分、仕立て方は一緒じゃないでしょうか???
確認はしてないし、できないですけど。。。



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(よくわかっていない話)

個人の主観の文章です。

今、雑誌とかデパート、セレクトショップで英国風とかクラシコイタリアとかって売り出してるんすけどこれは正直、見て分からないと思うんですけど判別方法ってあるんでしょうか。。。。
みんなどういう意味でいっているんしょうか??

たくさんあるイギリスやイタリアのテーラーのスーツのそれぞれの見た目に共通する部分をいっているんでしょうか???

僕は雑誌等でいうクラシコイタリアとか英国風とかって構造によらない、ディティール、見た目の差を言っている気がする。でもそういうのってあるんですか?
イギリス仕立てやイタリア仕立ての構造の違いから産まれる見た目の差をいうんならある程度納得できるんです。

というのは仕立ての話、構造の話なら、イギリスやイタリアのテーラーは国ごとに、ある程度共通する部分は、服に対する概念、、があるらしいので。

ただどうもそうじゃなくて、構造の差ではなく、ディティールの見た目でいっているような気がするんですけど。。。







英国仕立て(よく分かっていない話。)

息抜きというか、気づいたことを私の感想というか主観で書かせて頂きます。

日本で英国仕立てができてるテーラーってほとんどいないと思うんですがいかがでしょう。

英国帰りの人や英国のスタイルを標榜している人は結構いますけど仕立ては日本式ですよね。

その証拠に日本人で英国風の仕立てをする人の服は着心地が堅いはずです。

つまり着て立ってると着心地は悪くないのですが、(立っているだけで着心地が悪い服は論外ですが。)動いてみ

ると着心地が悪い服がきわめて多い。少なくとも私が作った数名のテーラーはそうでしたね。

メンズEX(本格スーツ大研究(2009年12月5日発行))でペコラ佐藤さんがおっしゃるように日本の

テーラー文化は独特で日本のテーラーは人体やハンガーにかけたときが最上とされてきたんですね。(とはいってもこのメンズEXも嘘が多いんですけど。)

でも動いたときどうかが大事ですよね。私たちは服を着て動きますから。

例えば試しに上着を着て腕を組むと着心地の悪い服は裾が大きく開きます。こういう服は私は肩がこりますよ。

以上、素人のよくわかっていないお話でした。
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イクオリティーを受け取る。




楽しみしていたイクオリティーが出来上がったとの連絡がメール来ました。
おお!!待ってましたと早速、服部さんに伺う日にちを決めて打ち合わせをする僕たち。
2人(夫婦)とも前回の服部さんのお話が楽しかったので、伺うのが本当に楽しみだったんです。
(もちろん服も楽しみでしたよ(笑))
今度は、迷うことなく、恵比寿駅から一直線に金洋服店に向いました。
金洋服店に着くと、服部さんと服部祐子さんのお2人でお迎えくださいました。
イクオリティーはお嬢様の祐子さんのブランドなんです。
とても良い出来とのこと。
早速羽織ってみると、とっても上品なラインです。
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小さめなスーツってちょっと僕には灰汁が強すぎるんだなとこのとき、はじめて気づきました。
(こういうラインの、ゆとりがあるという意味です、スーツを買ったのは初めてのスーツであるサルトリアリング以来です。
今、思えばサルトリアリングも良いスーツでした。(脱線失礼)


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うしろこれれ_convert_20120917084612



服部祐子さん「メタルボタンの重みで裾のフレアが美しく出てますね。」
僕「ありがとうございます。」
ぴたっと襟が首に張り付いてます。
座って話しても全然疲れない。
いや、これは凄いですね。明らかに違います。
フラノ素材も良い雰囲気です。



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そで_convert_20120916230729

そで2_convert_20120916230509
僕「上品で良い服ですね。こんな良い服がもっともっとあれば良いんですけど。」

服部さん「ありがとうございます。本当に見た目の良い服というのは7割の人は分かっていると思います。みなさん、選択肢がないから好みにそわない服を着ているんだと思います。」

僕「そうなんですね。そういえば良い服着てると褒められること多いですもんね。でも着心地はどうでしょうか?本当に良い着心地はみんなわかっていますか?」

服部さん「それはどうでしょうね〜。本当に良い着心地の服ってあまりありませんから。」

僕「イクオリティーは他の上着とその場で着比べなくても違いますよ。」

服部さん「羽織るだけで他の上着と違いが分かるぐらいの差がないと難しいと思いました。そういう意味ではみなさんそうおっしゃってくださるのでほっとしています。」

僕「そうでしょうね。明らかに着心地が違いますよ!! 見た目も立体感があって上品ですし。。そういえば一つ前の金洋服店のパターンオーダーのロイヤルセプターと比べてどうですか?」

服部さん「それはロイヤルセプターの方が合わせる部分が多いので着心地は上です。
ただし、10年前やった、キンシュープリームよりイクオリティーは値段は安いんですけど着心地は上です。
それはつまり、このジャケットに使ったプルダウンの技術が進化しているからなんです。10年で技術は上昇しています。」

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(キンシュプリーム)


プルダウンって進化するんだ。。。てかプルダウンって何だ??

僕「プルダウンってそもそもなんなんですか??他の人も習得すればみんなこんなすばらしい着心地になるんですか??」

服部さん「プルダウンとは簡単に言うと、伸ばして縮める技術ですが、ものになるには通常10年はかかりますし、行う人間の技量によっても着心地に差が出ます。
プルダウンは両刃の剣ですので、按配が難しい。まさにミリ単位なんです。経験や勘がとても重要です。イクオリティーには8割のプルダウンをかけてます。」

経験や勘か。。。良い職人さんはみんなおっしゃることなんだよな。そういえば山下大輔さんも「英国式の靴やスーツの仕立てでは「数値にとらわれるな」と言う言葉がよく出てくる」っておっしゃってたな。。。
正直、僕にはよくわからないけど。。。

僕「やっぱり、数値化できない部分が大事なんですね。そういえばイクオリティーはズボンはやらないんですか??」

服部さん「イクオリティーは今は上着だけです。というのもズボンは難しいんです。歩くとき、上半身は真ん中が動きませんが、下半身は常に全体が動きます。今、いろいろ試してはいるんですが。。。」

僕「じゃあスーツが欲しいときイクオリティーで上着をお願いするとズボンはビスポークお願いして2Pになるということですか?」

服部さん「おっしゃるとおりそういう方もいらっしゃいます。その場合なら総額25万円もあればスーツになるので。
先日はオールドトニックでそういうスーツを作りました。2パンツスーツで一生分ということで作りましたがとても喜んでいただいて本当に良かったです。」

僕「そういう頼み方があるんですね。しかしこの作っていただいた服は良い服ですね。すっごく上品です。見た目がセレクトショップに置いてある服と全然違う、すごく柔らかい感じです。

着心地も座って猫背になってても全然疲れないですし。」

服部さん「それはようございました。またよろしくお願いします。」

僕「とんでもありません。こちらこそありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。」

そういって気分よく金洋服店を出た僕たちでした。

後日談

イクオリティーを着て明らかに視線を感じます。男性服飾店員の。。。(女性ではない。。。。)
新宿伊勢丹のオーダースーツの階では結構、店員さんに見られていたと妻が言っています。
そんな奇抜なジャケットではないので、やはり玄人受けするジャケットなんだと思います。

(下の写真は記事とは関係ないんですけど山下大輔さんからもらった画像です。なんとなく)


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イクオリティー編 完

金洋服店に行ってみてイクオリティーを注文する。


タイトル2「金洋服店に行ってみてイクオリティーを注文する。」

JRの恵比寿駅で降り、服部さんに説明してもらった金洋服店の場所を携帯で確認、
少し迷ったけどなんとか無事に到着。
服部さんが出迎えくださいました。
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僕「初めまして○○です。」
服部さん「服部です。どうぞお上がりください。土足のままで結構です。」
僕「失礼します。」(良い家だな。。。陛下の写真が飾ってあるぞ。すっごー。(心の声))
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今までの服の不満について服部さんに説明しました。
(脱線しますがそんなときふと服部さんの手がすごく大きいことに気がつきました。(服部さん手がすっごい大きいな。職人さんの手だな〜。変なとこに感心する僕))
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自分の服についてニコニコしながら説明してくださる服部さん
服部さん「首の後ろが凝るというのも私も昔に経験しました。自分の服を着た帰りに新幹線の中でどうも首の後ろが凝るんです。
そういった経験等からプルダウン等の技術が生まれました。そのプルダウン等を用いて服の重さが体の正しい場所にかかる洋服を
提供したい。着心地の良い服を提供したい。そういった意図で安くて良い昔の生地を集めて始めたのがイクオリティーです。」

生地を確認すると確かに古くて良さそうな生地がいっぱいです。

服部さん「良かったら着てみてください。サイズは46でしょうか??」

僕「是非着させてください、イタリーものならサイズは44です。」

服部さん「そうですか、ではどうぞ。どうぞ。」

サイズ44を着てみる僕

!!!!!

僕「これは着心地が違いますね。明らかに違います。体重のかかる場所が普通の服と違って前首回りにきますね。」(本当に驚きました。。。)

服部さん「デザインしたのは娘なんですよ。もちろん私も見ましたけど良いデザインでしょう。」

僕「女性が男性の服を理解するのは難しいかと思っていましたが?」

服部さん「そんなことはないですね。女性ならではの視点というのが合って良い服を作ると思いますよ。」

僕「そうなんですね〜。女性のテーラーさんって会ったことなかったので変なことをきいてごめんなさい。しかし良い服ですね。」

一目で気に入る僕。そうだな。っていうか椅子に座っていても全然、首の後ろが凝らないぞ。僕は猫背なのに
どういうことだ??
正直、欲しい。。。。
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服部さん「うちの服は着心地が良くて、どんな姿勢をしても見た目が良いように作っています。
それはイクオリティーも当然、そのように作っています。座られても変なしわが首周りに出ないでしょう。
いかがですか?」

僕「是非、作ってください。」

服部さん「ありがとうございます。その前にサイズ48を着られてみてはいかがでしょう。」

僕「はい。わかりました。」

何か意図があるのかな?

着てみる僕

オオッ

僕「こっちの方が明らかに雰囲気が良いですね。」

服部さん「そうでしょう。あなたは大きめの服が似合う方だと思ったんです。格が上がるでしょう。もちろん小さめの服が似合う方もいらっしゃいます。着心地はそれほど変わらないでしょう。」

そんなこと初めて聞いた。。。いやテーラーさんはみんな言わないだけで考えているのかもしれないけど。しかしすごいな。なんで良く見えるのかは全然わかないけど。。
着心地もより、やわらかくフィットしている感じ。

僕「ありがとうございます。是非、こちらのサイズをお願いします。」

服部さん「生地はどうされます?あちらの棚で選んでもらえれば。。。もちろん生地バンチからも選べますよ。」

僕「生地持ち込みは可能でしょうか??」

服部さん「生地持ち込みはイクオリティーではやってないんですよ。それだともうビスポークになってしまうので」

僕「そうですか。わかりました。では一番着回しがきくネイビーブレザーをお願いしたいので、この生地と、この生地でいかがでしょう?どちらの生地ですか?」

服部さん「両方ともアーサーハリソンです。ブレザーならこっちのカシミア混じゃなくてフラノ生地が良いでしょうね。」

僕「ではこちら(フラノ地)でお願いします。」
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服部さん「デザインはどうされます?イクオリティーは4種類のデザインから選べるんです。」

僕「デザインはこのサンプルどおり袖がフレアになっているのでお願いします。袖はこれくらいだしてもらって。。」
(袖がフレアになってる服は持ってなかったし、今まで欲しいと思いもしなかったんですけどイクオリティーはあまりに上質すぎました。。。。)

僕「そうだ。ボタンはどんなのがありますか?」(ホーランドシェリーとかがでてくるのかな。。。)

服部さん「今、メタルボタンはこれがいいですね。御徒町に私よく行くんです。しっかりしてるでしょう。このボタン。」
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これまたしっかりしたボタンで一目で気に入る僕。

僕「ボタンはこれでお願いします。お値段いくらでしょう?」

服部さん「○○円になります。お納めは○日くらいになります。ご自宅にご郵送しましょうか??」

僕「ではどうぞ、お金を納めてください。こちらに受け取りにきてもよろしいでしょうか?」(また服部さんに会ってみたかったんですね。)

服部さん「もちろん大丈夫ですよ。ご連絡しますね。」

もちろんもっといろんなことをお話ししましたけど、こんな感じでした。

いや今思い出しても良い買い物ができました。(お値段は確か11万円、納期は3週間くらいだったと思います。)

金洋服店に連絡する

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そのころの私は
「服はもう十分買った。上がりだね。次の趣味のジャンルを探そう。」そう思っていました。
しかし気になることがありました。どんな有名な服も、ジャケットってどうしても長時間着ると首の後ろが凝る。
「ジャケットが体質的に向かないのか?でも最後にやっぱり本当にいいお店で一着作らないと中途半端かな〜。。。」
そんなことも考えていました。


そんなとき金洋服店で金洋服店製のプレタポルテ、イクオリティーが発表されました。
「イクオリティーか、自社工房で芯地から作っているんだ、すごいな。。。プレタポルテでは普通はありえないぞ。
有名テーラーのビスポークスーツだって芯地は既成を使っているところもあるのに。。
しかも値段は10万円前後か。。。安いな。
金洋服店か、、、たしか皇室御用達だったよな。。。すごいのかな??」
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有名店で、だめだった例を身をもってたくさん知っている私は正直、金洋服店にも懐疑的でした。
そんなこんなで私が知ってる中で服飾にもっとも詳しい山下大輔さんに相談してみました。

「金洋服店はすごいみたいですよ。作った人はみんなすごいって言ってます。僕も作ってみたいテーラーですよ。」

山下さんのそんな言葉を聞き、またいろんなところで情報収集した結果。
まず金洋服店にメールしてみよう。そしてできれば服部晋さんにイクオリティーについて聞いてみようと思ったのでした。
と金洋服店のHPを見ると電話番号や詳しい住所が載ってない。。。。
「まずメールからアポが必要ということか。とりあえずメールしてみよう。はじめまして○○です、っと。。。」
そんな感じで金洋服店に服について質問メールをしたところ
服部晋さんの名前で、メール返信が返ってきました。そして、そのメールには金洋服店の電話番号も載っていました。

「おお!服部さんメールするんだ。すごいな。代理の人かもしれないけど。。。。
値段もイクオリティーなら。。。そんなに無理はないな。」
とりあえず相方を説得する等した上で
電話してみることにしました。

「はい。」電話越しに初めて聞く服部晋さん(以下服部さんとさせていただきます。)の声

「初めまして、○○と申します。先日メールをさせていただきました。一度お話を伺ってもよろしいでしょうか?」僕

「いいですよ。場所はあーでこーでーこうですよ」服部さん(丁寧な道案内でした。)

その後、伺う日程を決め電話を切ると妻にいいました。
「一緒に行こう。多分すごい人だから君も会ってみるだけで勉強になると思う。俺も一人だと緊張するし。」
そんなことを伝えて妻と一緒に金洋服店に伺うことにしたのでした。

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