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山下大輔さんのHP

みなさま

重大な発表があります!!
山下大輔さんのHP及びブログに金洋服店の特集記事が掲載されました。一般の方はもちろんのこと、同業者の方も必読の内容でございます。。私では書けないような情報が満載です。ぜひご覧下さい。
また、山下大輔さん、本当に素晴らしい記事をお書きいただきありがとうございます。



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金洋服店でビスポーク(スーツ編)

金洋服店のイクオリティーを手に入れて着て動き回る僕。。。

服の体への重さのかかり方がこれまでの服と違うなあ。。。これより着心地が良い服ってどんな服なんだろう。実際に着てみたいな。。。。

やっぱりビスポークスーツが欲しい。当然、僕はそう思うようになりました。

あまり収入が多くない僕にとって、正直、ビスポークスーツを作るのはかなり気合いが必要です。

でも、確信がありました。金洋服店でビスポークスーツを作るということは洋服を手に入れるという意味だけではなく、。

服に対する概念、知識、感度、全てが変わる。(もちろん物としての金洋服店の洋服も欲しかったですよ(笑)。)

金洋服店でビスポークスーツを作ろう。

僕の中で決心がつきました。

本気で妻を説得する僕。
(我ながら本当に抽象論で妻を説得しましたね(笑))
妻は了承してくれました。

電話で予約して金洋服店に伺う僕たち。。。

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僕「電話でお話ししたとおり、3ピースのビスポークスーツをシングルでお願いしたいんですけど。」

服部さん「ありがとうございます。どんな服をご希望ですか?」

僕「。。。。」全然考えていない僕。固まってましたね。。。。(笑)

僕「すみません。全く、考えてなかったです。正直、どんな形が良いとか良くわからないです。でも服部さんの服が欲しいんです。だから服部さんの良いと思う服を作ってくださいませんか??」

服部さん、笑いながら「もちろん良いですよ。ではどんなときに着られますか?それに合わせて作ります。」

僕「どんなときの服が欲しいか。。。。それなら秋冬に週末に着る洋服が欲しいです。職場ではまず着ないけど、週末、気分よくどこにでも散歩に行ける服。
ネクタイを適当に締めてクシャクシャのシャツを着て、寝癖を残して歩く感じです。」

なんとか着たときのイメージを伝える僕。(僕に取ってスーツとは週末の遊び着であって仕事着ではないんです。)

服部さん「ははは。そうですか(笑)。でしたらまず生地を決めましょう。この辺りのツイード生地はいかがでしょう?」ムーンのツイードの生地バンチを出される服部さん

生地バンチがどうもピンと来ない僕「うーん。よかったら服部さんのストックされてる生地を見せてもらってよいですか?」

服部さん「もちろんようございますよ。どうぞご覧になってください。」

ヘビーな生地に信仰がある僕「このツイードはどうでしょう?すっごく肉厚で良いですね。」

服部さん「この生地は良いですよ。ムーンのヘリテージコレクションのドネガルです。とてもおすすめです。」

こりゃすごい。うん、これにしよう。

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僕「この生地が気に入りました。お値段はどれくらいですか?」

服部さん「こちらの生地は着分で10万円です。」

僕「わかりました。では是非こちらの生地でお願いします。」

服部さん「ありがとうございます。じゃあデザインはと。」

細部の打ち合わせに入る僕と服部さん。。。

シングル3ピース、チェンジポケット有り、サイドベンツ、ズボンの裾はダブル、襟はノッチドラベル、裾の形、ベストやズボンのライン等など

服部さんは相当細かく確認されて白い紙に書かれてました。

(私の知らないことだらけ。。。。)

服部さん「ポケットの形はどうされます??。」

僕「良くわからないですのでおまかせでお願いします。」

服部さん「わかりました。(苦笑)」

(わからないときはテーラーさんにおまかせが僕のポリシーです。)

服部さん「では採寸させていただいてよろしいですか?」

僕「もちろんです。」

服部さんの採寸が始まりました。

肩をぐっとつかむ服部さん

服部さん「変わった肩ですね。何かスポーツされてましたか??」

僕「いえ、特には何もやってないです。肩によって仕立ても変わるんですか??」

服部さん「変わりますよ。だから私は注文された方の肩を触ります。あなた様の場合はぐっとつかむ必要がある肩なんです。お客様の体を触った感触は全部覚えてますよ。」

なんだそれ。そんなテーラー聞いたことがない。。。今までどのテーラーもこんなふうに体を触ったことはなかったです。

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採寸が終わり、図々しくも服部さんのお話が面白くていろいろ聞いてしまう僕。。。

僕「何カ所ぐらい採寸されるんですか?後、本で読んだんですけど斜辺裁断って何ですか?」

服部さん「採寸箇所は約50カ所ぐらいですね。実際に使うのは半分ぐらいですけど。斜辺裁断というは体のでっぱりを計算する裁断法です。
     今度発売する裁断法の本に書きますが斜辺裁断は完成するのには相当時間がかかりましてね。。。裁断法は年中、変え続けてますし。。。」

(服部さんのお話をわからないなりに聞く僕。(とりあえず今度、出版される本を読んでみよう。。。。)後で分かったんですけど裁断法を変えるってとんでもないことなんですね。。。)

服部さん「どんな仕立て方にもそれぞれ長所と短所があります。それぞれのテーラーさんがどういう技術で作るかということなんですよ。
例えばダーツを作るとダーツを作る分、生地が減るんです、生地が減れば服のパワーが減ります。でもパワーが減った分よりダーツを作った方がメリットが多いと思えば
ダーツを作れば良いんです。全体のプラスマイナスで考えるんですね。」

僕「そうなんですね。全然、知らなかったです。」

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僕「イクオリティーと比較すると上着はどれくらい一着作るのに時間がかかるんですか??」

服部さん「イクオリティーは20時間ぐらいかな。ビスポークのジャケットだと70時間ぐらいですね。ビスポークのベストとズボンは20時間づつくらいだからビスポークスーツの三つ揃いは100時間は超えますね。」

驚く僕、、、、ソブリンハウスでやってるリヴェラーノは確か70時間と書いてあったぞ。。。

服部さん「アイロンをかければかけるほど良い服ができますから。そうするとどうしても時間がかかってしまうんですよ。」

僕「そうなんですね。知らなかったです。そういうお話を聞くと完成がますます楽しみです。仮縫いはいつぐらいになりますか?」

服部さん「○○ぐらいになります。また連絡します。」

僕「楽しみに待ってます。」

履き心地

履き心地の良い靴はやっぱり安定してます。
くじかないし、疲れないです。
(また片方だけ踵が減るとかいう靴は合ってないと思います。)

ニューバランスのスニーカーってそれほど足に合ってなくても疲れないからやはり科学の力はすごいなと思います。
ハッシュパピーも僕にとってはそういう靴ですね。(足には多分、けっこう合ってるかも)

この伊勢丹別注のハッシュパピーはグッドイヤーでそれなりの雰囲気があって履きやすいからおすすめです。
これで甲革さえよければいうことないんですけど。。。


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日本の服の欠点

ドルソ「往復する男服」第2回より

スタンバリー氏はそこで「遠慮なく言いますよ」と前置きしながら、日本の服の欠点をいくつか挙げていったんです。曰く、「まず、第一に日本のジャケットは、胸幅と背幅が足りない」。つまり、丁度良いゆとりというか立派な膨らみを感じない、と言ったんです。「第二にアームホールが大きすぎる」。そして三番目に、「どうもジャケットの前が上がって見える」と指摘したんです。すなわち、「ジャケットを着た際に前見頃の裾が上がってしまうので『プルダウン』しなさいと言い添えて、実際にラぺルの部分を引っ張りながら説明していました。

とても面白い文章なのでそのまま引用させて頂きました。本物の影響力というのはとんでもないですね。かつてのNoriさんのHPもそうでしたね。

domysilkと金洋服店のお話

某日、金洋服店にて

僕「今まで印象に残っている生地は何かありますか?

服部さん「いろいろな生地がありますけどdomysilkは面白かったですね。今、生地を持ってきますよ。」

といってdomysilkのバンチを見せてくださいました。

服部さん「バブルの頃の生地で本当に良い生地ですよ。派手だけど上品で、、、こういう柄は生地が上質でなければ下品になってしまいます。」

僕「本当に、派手だけどすごく上品ですね。もう無いんですか?」

服部さん「無いんですよ。当店では珍しくDormeuil の在庫を全部買ったんですけどみんな売れてしまったんです。」
(ちなみに服部さんはDormeuilをドーメルではなくドミュールと言います。Dormeuilと縁が深い服部さんならでは。)

僕「そうなんですか。。。残念です。でも金洋服店で在庫を全部買うって珍しいですね。何故ですか???」

服部さん「Dormeuilが買わないかって言ってきたんです。これだけの生地だときちんと手縫いができるテーラーでないと扱えないのでいろいろ難しかったんです。それで当店にお声がかかったんですが、
     見てみるとあまりにすばらしかったので全部買いました。」

僕「そうなんですか。それは良い巡り合わせですね。テーラーと相性が良い生地ってありますものね。」

手縫いができて糊を使わない(生地の風合いが活きる)金洋服店ならではのお話かなと思いました。

ていうかほんとっに欲しかった。。。。

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